イギリスのバーミンガムで毎年3月に行われている世界最大のドッグショークラフト展に今年も引き続き行って参りました。
東京ドーム約5つ分の広さの中で、ドッグショー、アジリティ、フライボール、オビディエンス、ダンスが4日間行われている犬三昧の祭典です。
昨年は、あちらこちらに黄色のPedigreeの垂れ幕が多く掲げられていましたが、今年はPedigreeがスポンサーを下りたせいで、数多くのフードメーカーが名前を連ねていました。他に、国営放送のBBCがクラフト展の宣伝をしなくなったせいでしょうか?昨年に比べて初日の観客数が少なかったような気がしましたが、やはり、質も量も素晴しいクラフト展の熱気と世界中から訪れる観客に
圧倒された4日間でした。
今年のクラフト展の開催日は、3/5〜8の4日間で、1日目はテリア&ハウンドグループ、2日目はトイ&ユーティリティグループ、3日目は、ガンドッググループ、4日目はワーキング&パストラルグループでした。
私は当然のように8時30分にはお目当ての犬種観たさに会場に行っておりました。もちろん、ベストポジションで観戦するためです。初日は、エアデールテリアのリングに向かいました。ポジションを確保した後は、カタログを見ながらお目当ての犬の出陳番号を辿りながら各パドックへ…。
ショーを観るだけではなく、出陳前の犬達が各パドックでショーアップの光景が目の前で見られることはクラフト展に来て、グルーマーとして最高にワクワクする時です。ラインの美しさと今までのコートの管理、仕上がりが目の前で見られます。
想像してみてください…。テールの上がり、筋肉の付き方、エアデールの立姿。ボディに張り付いたコート、色艶。約100頭ものエアデールテリアが世界中から集まってくるのです。
素晴しいとは思いませんか?
そして、周りの犬に威嚇するような子は少なく、エントリーされている約25000頭の犬達のマナーある態度を見習う必要があるかもしれません。
改めて、ショードッグの質を感じました。 |