ショーが終了した後は、いつものとおりランチタイムです。出陳者達にとっては、これもまたお楽しみです。気のあった仲間同士集まってワインやビール、サンドイッチを片手に話が弾みます。わたし達もあちらこちらと顔を出し、昨年5月に行ったSouthern Countiesチャンピオンシップショー以来の再会のスターガス犬舎のLesleyやGus、Jokyl犬舎のMary、サレドン犬舎のJudith、ブランデッド犬舎のDabid、Crillee犬舎のJane、そして久々に会った Shadlian犬舎のKeith・・・などの多くの友人達。
クラフトは参加する人にとっても、また見学する人たちにとっても年に一度のお祭りです。この日ばかりは全国各地から犬も人も集まってきます。そして、見学者は世界中から集まってきます。参加者達の大半はいわゆる普通の人たちで、オーナーハンドラーばかりです。年輩者も多く、しかもご婦人が多い。リタイア後の生活を、愛犬達と一緒にめいっぱいエンジョイしている方も多くいらっしゃいます。 彼らを見ていていつも感心することは、犬の扱いがとても上手だということです。彼らはプロのハンドラーではありません。愛情はたっぷりですが、しかし毅然とした態度で実に堂々としています。彼らは決して犬をしかりません。しかし犬たちはとても生き生きしてハンドラーに従います。
ランチタイムも終わり、私たちはWillowの実家で親友のRobroyd犬舎のJanet&Tom Huxley達と合流しました。彼らは今日はエアデールではなくてロシアンブラックテリアのために来ていました。ロシアンブラックテリア オブ イングランドの会長であるTom達は、毎年ディスカバーDOGのために他のボランティア達とともに時間を過ごします。限られた時間でしたが一通りショッピングを楽しみ、ディスカバーDOGの会場の後かたづけを手伝い、夕方クラフト会場を後にして、そのまま松原さんと一緒にTomたちとHuxley家へと向かいました。Huxley家は昨年のクラフト以来一年ぶりの訪問です。部屋に入るなり昨年と同様、体重70kg近くもあるロシアンブラックテリアのお出迎えです。一年ぶりですが、私にとっては不思議なことにとてもそんな感じがしませんでした。いつ来ても暖かく私を迎えてくれる家庭。イギリスのもう一つの我が家。そんな表現がぴったりと当てはまるのがHuxley家です。 |