5月15日、恒例の春期チャンピオンシップショーが岐阜県上石津ウッディードームで開催されました。今回はスペシャルゲストとして英国からMartin Lockett氏をお迎えし、審査をお願いしました。
9時半受け付け開始、10時からはショーに先立って、本場英国において第一線で活躍しているLockett 氏によるハンドリングセミナーが行われました。このセミナーには出陳者の大半が参加し、一人一人に対して懇切丁寧な指導が行われました。当初は1時間の予定でしたが、あまりにも丁寧なため、予定より30分もオーバーしてしまうほどでした。
ショーの審査は11時半開催で、マイナーパピーからいつも通り順次審査がスムーズに行われました。ここでも、それぞれ審査が終わった後に、一人一人、的確な評価やアドバイスをいただくことができました。
昼食後は、当クラブのチャンピオン犬であり、Lockett氏の繁殖犬であるCH.ジェイドルド ザ ソワーズマン(キートン)が参考犬として登場し、スタンダードに基づいて、同犬の評価をわかりやすく解説していただきました。
午後からはウイナーズドッグ及びウイナーズビッチ選出、そしてベストパピー選出、ベストインショー選出と審査は進んでいきました。ウイナーズドッグには、Am.CH.ジョバル エンジェルズ ヘブンリー エランドが、リザーブウイナーズドックにはウィルダネス アイアム カスピアンがそれぞれ選出されました。また、ウイナーズビッチにはウィルダネス アイ アム スーザンが、リザーブウイナーズビッチにはファウンテン アルカネット スマイルが選出されました。
ベストインショー戦は、CH.ウィルダネス スイート ハートと、ウイナーズ戦を制したAm.CH.ジョバル エンジェルズ ヘブンリー エランド、ウィルダネス アイ アム スーザンとの間での戦いとなりましたが、最終的にウィルダネス アイ アム スーザンがベストインショーの栄冠を獲得いたしました。また、ベストパピーにはチューリンガー エンチャンティドが選出されました。
尚、ウィルダネス アイ アム スーザンは、今回のCC獲得によりATCJ第23代チャンピオンとなりました。おめでとうございました。
ショー終了後に、出陳犬全員、Lockett 氏と共に記念撮影をし、最後におやつをいただきながらミーティング、そして雑談と・・・参加者全員、楽しい一日を過ごすことができました。
最後になりましたが、原子力発電所問題が深刻化している中、わざわざ私たちのために英国から来ていただいたMartin Lockett氏に、改めて感謝の意を表明したいと思います。また、当日、通訳として北海道から来ていただいた石原さん、スチュワードとしてショーの進行を手際よくしていただいた中村さんと木地さん、司会の鈴木さん、会場の手配・設営をしていただいた石川さん、そのほか、ショーの運営で多くの会員の皆さんにお世話になりました。改めて御礼を申し上げます。
エアデールテリアクラブオブジャパン 会長 杉本 武巳 |