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2011年6月5日(日) 東京都 昭和記念公園
Report : 廣岡 淑代

6月5日(日)昭和記念公園でお散歩会が開かれました。当初、横浜でのしつけ教室の予定でしたが、先生の都合が合わなくなり、急遽、変更になったので、どのくらいの方が集まるのか心配でしたが、16名9頭(3か月の子犬も!)の参加してくださって盛会になりました。

ここ数年、前の犬デュフィ(ちょうど1年ほど前に虹の橋を渡りました。)が、高齢になってから、クラブのイベントには、参加しなかったり、私(人間)のみで行っていましたが、今回は新しい犬の楽俊が来て、久しぶりの犬連れ参加ができるのを楽しみにしていました。そして、場所も昭和記念公園と我が家から近かったので、犬を飼っていない友達とその娘も誘ってピクニック気分で参加させていただきました。参加前、友人の娘は、楽俊がまだ小さい時に、抱いたり一緒に散歩したことがあるので、「楽ちゃんを抱っこして、他のエアデールに囲まれて、犬まみれになる!」と言っていましたが、既に大きくなった楽俊を見た段階で、計画は夢に終わりました・・・。
今年は梅雨入りが早かったので、当日のお天気が心配でしたが、きっと参加された皆さんの日頃の行いが良かったせいで、雨に降られることも無く、少々蒸し暑いながらもカッと陽の照ることのないくもり空で、犬には良い天気でした。

公園の入口近くで参加される方々を待っていると、通り過ぎる人達が、興味深そうに見て行かれたり、「なんという種類ですか?」などと声をかけてくださったりしました。エアデールという犬種は、あまり街で見かけないですし、とても存在感があります。それが何頭も集まっていているのですから、目を引かない訳はありません。クラブのイベントでいつものことですが、そんな羨望の眼差しを受ける気分を久しぶりに思い出しました。ちょっとした優越感ですね。また、注目される分、エアデールの良さを判ってもらえるよう、ちゃんとお手本になれる犬を育てなくてはいけないとも感じ、楽俊のしつけをしっかり続けようと再確認しました。

さて、参加者が揃ったところで、中ほどにある芝生の広場「みんなの原っぱ」を目指して歩き始めました。入り口近くにある噴水は、本来なら涼しげな水が流れているはずが、省エネのため空になっていて震災の影響を感じましたが、青々と輝く葉が茂った木々を抜け、池ではボートで遊んでいたり、園内のレストランでは、結婚披露パーティーらしき準備をしていたり、活気のあるいつもの楽しげな公園の様子が見られてホッとしました。

ゆるゆると歩いてみんなの原っぱに到着すると、ちょうどランチタイムになっていましたので、思い思いの場所にシートを広げてお昼を食べることにしました。ここで、私が友達を誘った理由が明らかになりました。「私は、おにぎり担当!」と勝手に宣言して、友達におかずやデザートを持って来るように頼み、楽しておいしいものを食べる作戦の為だったのです。作戦は、見事に成功して、凝り性の友達は、ウズラの卵でヒヨコを作ってくれて美味しい上に目も楽しませてもらい、サクランボやゼリーのデザートもあり、ただご飯を炊いて握っただけなのに、豪華ランチを食べられました。楽俊は、お弁当を見てるだけでしたが、後でおやつをもらってごまかされていました。

食後、石川さんが、フェルトで作る人形のオープンエア教室を開いてくださいました。私は、皆さんが作るのを見ていただけでしたが、最初に説明を聞くまでは難しそうと先入観がありましたが、実際は、案外に簡単に作れるものだと思いました。エアデールクラブなので、人形のテーマは、もちろんエアデール!わいわい話しながらチクチクフェルトに針を刺して約1時間余りで出来上がりました。チビエアデールたちは、皆さんの個性が出ていてそれぞれに表情が違っていてかわいかったです。
友達の娘は、すっかりフェルト人形作りに夢中になったようで、散歩から帰ったその日のうちに、分けていただいたフェルトで、もう1頭エアデールを作ってしまいました。その人形は、楽俊に似せたそうですので、しっぽが長いエアデールかな?(送ってもらった写メでは、分かりませんでした・・・)
最後に色鮮やかなポピーが一面に咲く丘まで散歩して、その前で全員集合の記念撮影をしました。
石川さん、しつけ教室からの予定変更で大変だったのに、フェルトや針を用意して人形作りを教えてくださって、ありがとうございました。思い出深い散歩会になりました。
昭和記念公園は、いつ行っても季節の花がきれいですし、その時々でイベントや展示も行われて楽しめるので、楽俊を連れてまた出かけてみようと思います。今回は、行きませんでしたが、ドッグランもあるので、次回は挑戦してみようかな。